若い頃から脳梗塞!?
お盆頃に脳梗塞をやりました。脳梗塞とは、脳の血管が血栓などで詰まり、脳の細胞に血液が届かず、壊死してしまう病気です。それにより、様々な症状がおこります。
私の場合、ちょっとうとうとした後、スマホの画面でX(ツイッター)を見ていて文字から意味が読み取れない、というのが最初です。文字が漢字だとかカタカナであるとかは判るのですが、意味が解らない。何しろ長年鉄道模型に親しんできて、馴染んでいるはずの「レイアウト」という言葉の意味が読み取れなかったのです!視覚の方も、文字をしっかり見ようとすると、周囲のスマホの枠がどこかに行くような、また逆に画面の方の周囲がカットか折りたたまれるかするような、何とも妙な感じです。
どうもおかしい、コレは脳に何か起こったか、と思い、試しに「あいうえお、かきくけこ・・・」と口にしようとしたら「あいうえおk$&#*・・・」(イメージ)と、どうにもうまく発音できません。
もう完全に「脳の故障」と思い、救急車を呼びました。しかし当然ですが話のしにくいこと!なんとか住所を伝えることが出来ました。幸い身体は動きまして、自力で救急車に乗り込みました。
病院搬送後、脳梗塞と診断され、即入院となりました。救急搬送中には既に症状が治まってきた感じだったので、軽度なものだという印象でしたが、実際は結構大きな血栓が飛んだらしく「今回のはラッキーだった、と思ってください」と主治医の先生に言われました。ヘタをすると危なかったようです。しかし本人は身体が元気なまま入院する、という感じで、これはまた窮屈な感じでした。贅沢な話ですが。
入院中から退院後にかけて、今後の再発防止のため検査をし、結果「卵円孔開存」という心臓の状態が原因だろう、となりました。比較的若年の脳梗塞患者、原因のよくわからない脳梗塞患者には、結構な確率でこの「卵円孔開存」が見られるそうです。
「卵円孔開存」とは、赤ちゃんの時に心臓の左心房と右心房の中隔にある弁状の孔「卵円孔」が、成人になってもきちんと塞がっていない状態の事を言います。この孔は、子宮内の赤ちゃんへの酸素の供給のため使われるもので、産道を出て産声を上げ、肺呼吸に切り替わると役目を終えます。調べてみたのですがうまく出来ています。
たいてい1歳くらいまでに塞がってしまうとのことですが、どうも2割くらいの人が、塞がらないまま成人になっているそうで、私のは結構大きく残っていたようです。ほとんどの場合、健康に悪影響はない、とのこと。しかしグッと息んだりすると、弁が開いてしまうそうで、この時たまたま静脈血に血栓があると、それがこの孔を通って動脈に入り、脳梗塞を引き起こします。
当然ですが血栓さえできなければ脳梗塞は起こりません。私の場合、当日は暑い部屋でじっと座ってパソコン作業に熱中、という状況でした。見るからに血がドロドロになりそうな感じです。コレはダメでしょう。

それで、おそらくこの「卵円孔開存」のために、私は結構若い頃からすでに何度も脳梗塞を起こしていたようです。特にはっきりと症状が出ない、いわゆる「隠れ脳梗塞」と言われるものだったのは幸いでしたが、やはりショックです。煙草も吸っていたし、徹夜もやりまして、健康的な生活でなかったのが原因と思います。脳のMRI画像を見てビックリです。あちこちに白くポツポツ脳梗塞の跡が散らばっていまして、結構落ち込みました。
これはもう、今後の予防のためにも、処置しておいた方が良いですね。これ以上貴重(?)な脳細胞を減らすわけにはいきません。孔を塞ぐために心臓の手術が必要ですが、今や割合簡単にできるので、近々入院してきます。手術日を挟んだ2泊3日で済むそうです。
※以上、お医者さんとのやりとりから思い出して書いているので、かん違いがあるかも知れません。卵円孔の解説も怪しいところがあると思います。また画像は私の脳。許可を得て撮影。
私の場合、ちょっとうとうとした後、スマホの画面でX(ツイッター)を見ていて文字から意味が読み取れない、というのが最初です。文字が漢字だとかカタカナであるとかは判るのですが、意味が解らない。何しろ長年鉄道模型に親しんできて、馴染んでいるはずの「レイアウト」という言葉の意味が読み取れなかったのです!視覚の方も、文字をしっかり見ようとすると、周囲のスマホの枠がどこかに行くような、また逆に画面の方の周囲がカットか折りたたまれるかするような、何とも妙な感じです。
どうもおかしい、コレは脳に何か起こったか、と思い、試しに「あいうえお、かきくけこ・・・」と口にしようとしたら「あいうえおk$&#*・・・」(イメージ)と、どうにもうまく発音できません。
もう完全に「脳の故障」と思い、救急車を呼びました。しかし当然ですが話のしにくいこと!なんとか住所を伝えることが出来ました。幸い身体は動きまして、自力で救急車に乗り込みました。
病院搬送後、脳梗塞と診断され、即入院となりました。救急搬送中には既に症状が治まってきた感じだったので、軽度なものだという印象でしたが、実際は結構大きな血栓が飛んだらしく「今回のはラッキーだった、と思ってください」と主治医の先生に言われました。ヘタをすると危なかったようです。しかし本人は身体が元気なまま入院する、という感じで、これはまた窮屈な感じでした。贅沢な話ですが。
入院中から退院後にかけて、今後の再発防止のため検査をし、結果「卵円孔開存」という心臓の状態が原因だろう、となりました。比較的若年の脳梗塞患者、原因のよくわからない脳梗塞患者には、結構な確率でこの「卵円孔開存」が見られるそうです。
「卵円孔開存」とは、赤ちゃんの時に心臓の左心房と右心房の中隔にある弁状の孔「卵円孔」が、成人になってもきちんと塞がっていない状態の事を言います。この孔は、子宮内の赤ちゃんへの酸素の供給のため使われるもので、産道を出て産声を上げ、肺呼吸に切り替わると役目を終えます。調べてみたのですがうまく出来ています。
たいてい1歳くらいまでに塞がってしまうとのことですが、どうも2割くらいの人が、塞がらないまま成人になっているそうで、私のは結構大きく残っていたようです。ほとんどの場合、健康に悪影響はない、とのこと。しかしグッと息んだりすると、弁が開いてしまうそうで、この時たまたま静脈血に血栓があると、それがこの孔を通って動脈に入り、脳梗塞を引き起こします。
当然ですが血栓さえできなければ脳梗塞は起こりません。私の場合、当日は暑い部屋でじっと座ってパソコン作業に熱中、という状況でした。見るからに血がドロドロになりそうな感じです。コレはダメでしょう。
それで、おそらくこの「卵円孔開存」のために、私は結構若い頃からすでに何度も脳梗塞を起こしていたようです。特にはっきりと症状が出ない、いわゆる「隠れ脳梗塞」と言われるものだったのは幸いでしたが、やはりショックです。煙草も吸っていたし、徹夜もやりまして、健康的な生活でなかったのが原因と思います。脳のMRI画像を見てビックリです。あちこちに白くポツポツ脳梗塞の跡が散らばっていまして、結構落ち込みました。
これはもう、今後の予防のためにも、処置しておいた方が良いですね。これ以上貴重(?)な脳細胞を減らすわけにはいきません。孔を塞ぐために心臓の手術が必要ですが、今や割合簡単にできるので、近々入院してきます。手術日を挟んだ2泊3日で済むそうです。
※以上、お医者さんとのやりとりから思い出して書いているので、かん違いがあるかも知れません。卵円孔の解説も怪しいところがあると思います。また画像は私の脳。許可を得て撮影。
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